製品の生産・流通の履歴が追跡可能であることを、トレーサビリティと呼びます。
本記事では、トレーサビリティの意味や三次元測定機におけるトレーサビリティの重要性などを紹介します。これから立体物の検査・測定ができる測定機の導入を検討しているなら、トレーサビリティに関して正しい知識を身につけ、重要性を理解しておきましょう。
トレーサビリティとは、その製品がいつ・どこで・誰が作ったのかを明らかにすることです。Trace(追跡)とability(可能性)の2つの単語から作られた造語です。
三次元測定機の場合は「計量トレーサビリティ」と呼ばれ、測定機がどのような標準器によって校正されているかを明らかにすることを意味します。測定の正確性は、使用した測定器そのものが確かな製品であると証明されていなければ、測定結果も正しいとは言い切れません。測定器は適切な校正を受けられているのか、そして校正する標準が国家標準までさかのぼれているかを証明できた段階で、初めて測定結果の正確性は証明できるのです。
三次元測定機のトレーサビリティが重要な理由は、上記でも紹介したように、測定機そのものの品質が確かなものであるかを証明しなくてはならないからです。測定機メーカーが、メーカーごとに独自の基準で製造してしまった場合、同じものを測定しても測定結果には差が発生してしまいます。不確かな基準のまま計測された環境・製造品の中で生活をする場合、人々の生活には多くの不都合が発生します。
人々が不都合を感じることがないように、三次元計測機をはじめとした計測機の基準は、すべて統一されている必要があります。
測定機の品質を証明するためにも、その測定機は誰が・いつ・どこで校正したものなのかをはっきりさせておくことが重要です。
さらに、トレーサビリティシステムが整っていることで、万が一の事態にも速やかに対応できるという点も重要な理由の1つです。トレーサビリティがしっかりとできていれば、速やかに原因解明ができ、回収作業まで短期間で実施できます。スピーディーな対応こそが、企業が信頼されるための大事なポイントです。
三次元測定機には、計測トレーサビリティが存在しています。計測機の信頼性を証明することは、測定結果が正しいかどうかを証明することにつながります。測定機が適切に校正されているのか、そして校正する標準は国家標準までさかのぼれるかなど、さまざまなポイントを満たして、初めて測定の正確性が証明できるのです。
三次元測定機の導入をご検討なら、トレーサビリティの重要性を知ったうえで、三次元測定機を選ぶようにしましょう。
三次元測定機メーカー15社(※)の門型・アーム型・卓上型・ハンディ型と様々な製品を調査し、導入企業の声が公式HPで掲載されている信頼できる三次元測定機をピックアップ。 そのなかで「測定精度・安定性に優れている機器」「使いやすさ・汎用性に優れている機器」「実績・実例が豊富な機器」という3つに分けて、それぞれの三次元測定機が他と何が違うのかを詳しく解説します。
引用元:キーエンス
(https://www.keyence.co.jp/ss/products/measure-sys/xm/007/2111_01.jsp)
引用元:東京精密
(https://www.accretech.jp/product/measuring/cmm/zeiss_xenos.html)
引用元:ミツトヨ
(https://www.mitutoyo.co.jp/products/measuring-machines/cmm/standard/191-812h/)