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(ハンディ型)

キーエンス XM-5000
(ハンディ型)

現場の担当者が抱える様々な悩みを解決すべく、使いやすさを重視して開発されたキーエンスのXM-5000。製品の特徴や仕様、活用事例、どんな現場におすすめなのかをまとめてご紹介します。

XM-5000は
どんな三次元測定機?

キーエンスの三次元測定機XM-5000
引用元HP:キーエンス
https://www.keyence.co.jp/ss/products/measure-sys/xm/007/2111_01.jsp

広範囲でありながら
高精度の測定を実現

従来の門型三次元測定機はプローブがXYZ軸の3方向にしか動かず、姿勢を変えるたびにキャリブレーションが必要でした。そうした“取り回しの悪さ”を解決してくれるのがXMシリーズ。自由に動かせるハンディプローブタイプで、どんな姿勢・アングルからでも測定ができます。

コンパクトな卓上型で、現場やオフィスなど、様々な場所への持ち込みが可能。カメラ視野は最大2mあり、デスクに載る小物はもちろん、移動が難しい大型ワークを現場で測定することもできます。

さらにヘッド部を三脚に取り付け、工作機械の横に設置すれば、ワークをチャックしたまま機上測定までも可能です。繰り返し精度は±3μmで、広範囲でありながら高精度の測定を実現。現場のあらゆる“困った”を解決してくれる、まさにオールインワンの三次元測定機と言えます。

初心者でも迷わない
直感的な操作性

これまでの三次元測定機は高い習熟度が必要で、専門のオペレーターを配置するのが一般的でしたが、XMシリーズは初心者であってもすぐに測定が可能。対象物に手持ちのプローブを当てるだけで測定でき、判定もOK/NGを画像付きでわかりやすく表示してくれます。

繰り返し測定に便利なナビゲーションも設定されているため、同じ箇所を同じ手順でバラツキのない安定した測定を実現。また、画像付きの検査成績書や作業手順書の自動作成する機能を標準搭載することで、現場の作業コストの低減にも貢献しています。

耐環境性に優れ、
設置場所を選ばない

XMシリーズは耐環境性に優れているのも強みの一つ。厳重に温度管理された測定室、広い設置スペース、コンプレッサなどはいずれも不要で、温度10℃~35℃・湿度10%~80%の環境下ならどこでも精度の高い測定が可能です。

現場もちろん、事務所やオフィスのデスクにも設置可能。カメラ部を設置台から取りはずせるので、定盤上や三脚上などに設置したり、大型の対象物を地面に置いたまま測定したり、加工機に置いたまま機上で測定するなど、用途に応じてふさわしい設置方法が選べます。

XM-5000の
適用事例・活用シーン

段差・穴ピッチの測定
(プレス・板金業界)

プレス加工または板金加工で、段違いの面に開いた穴と穴の中心間の距離や、プレス・板金の曲げ角度・段差など、三次元的な測定項目を、まるでノギスのような直感操作で測定することが可能。仮想線(面と面の交線)を用いることで、穴位置までの距離を測定することができます。

参照元:参照元:キーエンス公式HP
(https://www.keyence.co.jp/products/measure-sys/3d-measure/)

幾何公差の測定と3D CADデータ比較(金属切削業界)

加工面の平面度、平行度、直角度などといった幾何公差の項目や、離れた位置にある円中心のズレ(同軸度)、加工面の輪郭度の測定も可能。さらに3D CADデータを読み込むことで、測定データと3D CADデータを比較し、より直感的に違いを把握することもできます。

XM-5000は
どんな現場におすすめ?

「誰でも・どこでも・簡単に」の三拍子が揃ったXMシリーズは、三次元測定機のなかでも「使いやすさ」にこだわった製品と言えるでしょう。これだけの汎用性を備えつつも、高精度・広範囲の測定を可能にしているため、様々な現場の課題を解決してくれるはずです。

特に「感覚的に使える三次元測定機が欲しい」「設置スペースが限られる」といった課題を抱えている現場におすすめ。すでに検査室に門型の三次元測定機を所有している工場でも、現場で使用する目的で二台目として併用するケースもあるそうです

下記ページではこうした現場の課題ごとにおすすめの三次元測定機を紹介しているので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

現場の課題・要望別!
三次元測定機の
おすすめ3選を
チェックする

XM-5000の主な仕様

最大測定長さ幅:2000mm 奥行:1200mm 高さ:1000mm
指示誤差精度±(7 + 9L/1000)μm※
繰り返し精度±3μm
最小表示単位(距離)0.0001 mm(角度) 0.0001度
耐環境性温度+10 ~ 35℃、湿度20~80%RH(結露無きこと)
本体質量約8kg
本体寸法(カメラユニット)幅:518.0mm 高さ:388.6mm 奥行き:979.8mm 

※ISO10360-2参考、800×400×500 mmの範囲内、使用周囲温度23℃±1℃のとき、Lは任意測定長さ(単位:mm)

XM-5000のメーカー情報

  • 社名:株式会社キーエンス
  • 本社所在地:大阪府大阪市東淀川区東中島1-3-14
  • 電話番号:06-6379-1111(本社)
  • 公式HPのURL:https://www.keyence.co.jp
THREE SELECTIONS
違いで比較現場の要望別:
三次元測定機の
おすすめ3選

三次元測定機メーカー15社(※)の門型・アーム型・卓上型・ハンディ型と様々な製品を調査し、導入企業の声が公式HPで掲載されている信頼できる三次元測定機をピックアップ。 そのなかで「測定精度・安定性に優れている機器」「使いやすさ・汎用性に優れている機器」「実績・実例が豊富な機器」という3つに分けて、それぞれの三次元測定機が他と何が違うのかを詳しく解説します。

※「三次元測定機」とGoogle検索し、上位表示されるメーカーを15社選出しました。(2022年5月調査時点)
使いやすさ・汎用性
を求めるなら…
XM
(キーエンス)
XM(キーエンス)

引用元:キーエンス
(https://www.keyence.co.jp/ss/products/measure-sys/xm/007/2111_01.jsp)

XMの
ココが違う!
  • ノギス感覚で使える独自のハンディ型
  •      
  • 測定室以外(現場やオフィス)でも使える
  • 最大2mという幅広い測定範囲
測定精度・安定性
を求めるなら…
ZEISS XENOS
(東京精密)
ZEISS XENOS(東京精密)

引用元:東京精密
(https://www.accretech.jp/product/measuring/cmm/zeiss_xenos.html)

ZEISS XENOSの
ココが違う!
  • 最大許容長さ測定誤差は0.3+L/1000㎛
  • 繰り返し精度は+-0.2㎛
  • 分解能(最小表示単位)は0.001㎛
実績・実例の豊富さ
を求めるなら…
CRYSTA-Apex
(ミツトヨ)
CRYSTA-Apex(ミツトヨ)

引用元:ミツトヨ
(https://www.mitutoyo.co.jp/products/measuring-machines/cmm/standard/191-812h/)

CRYSTA-Apexの
ココが違う!
  • 自動車、航空、製造と幅広い納入実績
  • 1934年創業のノウハウが結集
  •      
  • スマートファクトリーにも対応
【選出理由】
・ZEISS XENOSは最大許容長さ測定誤差、繰り返し精度、分解能がいずれも調査した中で最高数値だったため
・XMは測定室以外でも使用できるハンディ式の中で、調査した中で最も高精度で広範囲の測定範囲だったため
・CRYSTA-Apexは社名ありの導入実例(計12件)が調査した中で最も豊富だったため
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