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SKYCOM TOUCH (ハンディ型)

いつでもどこでも手軽に計測ができるハンディ型の三次元測定機SKYCOM TOUCHについて、特徴や仕様、活用事例、どんな現場におすすめなのかをご紹介します。

SKYCOM TOUCHは
どんな三次元測定機?

エースポイントシステムズの三次元測定機SKYCOM TOUCH
引用元HP:エースポイントシステムズ
http://www.acepoint.co.jp/service3

簡単に大きな対象物を
測定可能

ワイヤレスのプローブで測定し、距離・角度・穴径等の測定・幾何公差・CAD比較ができる三次元測定機です。これまで難しかった大型ワークの測定とデジタル化をサポートしてくれます。

使い方は簡単。複数のカメラで測定対象を囲み、3次元座標値が取得できるよう測定環境を構築。その後、軽量なプローブの先端を測定箇所にタッチさせるだけです。プローブはワイヤレスなため、大きな対象物も自由に動き回ってリアルタイムに測定することが可能です。

分かりやすい画面表示で
誰でも簡単に扱える

測定結果はリアルタイムに画面に表示され、確認することができます。プローブの位置と測定ステータスが同じウィンドウでわかりやすく表示されるため、ワークの中でどの箇所を測定しているのかをすぐに把握することが可能。

メニュー名やアイコン表示もシンプルでわかりやすいので、専門スタッフや熟練者でなくてもすぐにバラツキのない測定が行えます。また、解析したデータはExcelやCSV、PDFで出力が可能。幾何公差の判定やCADデータとの比較も行えます

費用は148万円~

3次元寸法計測システムの料金は、キャプチャーカメラDuo・解析ソフトウェア・制御用ソフトウェア・測定用プローブがセットになった「Duoエントリーパッケージ」で1,480,000円(税不明)となっています。

パッケージ製品だけでなく、ニーズに合わせたカスタマイズや特注にも対応。「まずは使用感を確かめたい」「実際に見てみたい」という方には、実機でのデモンストレーションも行ってくれます。

SKYCOM TOUCHの
適用事例・活用シーン

家具の出荷前検査
(家具メーカー)

家具は曲線が多く、ノギスをあてて計測できることができない箇所も多くあります。このため、家具の出荷前検査、工程チェック用としてSKYCOM TOUCHを導入。カメラ一体型で、現場での測計に役立てています。

大型の建材などを計測
(鋼材・建材メーカー)

カメラを複数台設置することで、10m以上の対象物にもフォーカスが可能。従来は人がアナログで計測していたデータをデジタル化することで、人的精度誤差を解消し、計測ムラを減らすことができます。

透明・黒体物計測
(タイヤメーカー)

レーザースキャナーが計測できない、透明な対象や黒体物も計測が可能。タッチ、もしくはなぞった箇所の点群を面化することで形状計測が行えます。樹脂の形状・ガラスなどの透明対象の形状も測定することが可能です。

SKYCOM TOUCHは
どんな現場におすすめ?

複雑な形状や大型対象物をフレキシブルに計測でき、手作業の工程をデジタル化できるSKYCOM TOUCH。低価格で、メンテナンスも基本的にフリー。現場経験豊富な営業担当者が、デジタル技術導入を丁寧にサポートしてくれる点も魅力です。

一般的なアーム型や門型の計測器で課題を抱えている方、10m級の大きい対象物の測定でお悩みの方、できるだけコストを抑えて三次元測定機を導入したい方などにおすすめです

現場の課題・要望別!
三次元測定機の
おすすめ3選を
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SKYCOM TOUCHの
主な仕様

最大許容長さ
測定誤差
公式HPに記載なし
繰り返し精度公式HPに記載なし
測定範囲公式HPに記載なし
分解能公式HPに記載なし
耐環境性公式HPに記載なし
本体質量公式HPに記載なし
本体寸法公式HPに記載なし

SKYCOM TOUCHの
メーカー情報

  • 社名:エースポイントシステムズ株式会社
  • 本社所在地:大阪府大阪市北区西天満1-11-20
    イトーピア西天満ソアーズタワー1103
  • 電話番号:06-6311-3770
  • 公式HPのURL:http://www.acepoint.co.jp/
THREE SELECTIONS
違いで比較現場の要望別:
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おすすめ3選

三次元測定機メーカー15社(※)の門型・アーム型・卓上型・ハンディ型と様々な製品を調査し、導入企業の声が公式HPで掲載されている信頼できる三次元測定機をピックアップ。 そのなかで「測定精度・安定性に優れている機器」「使いやすさ・汎用性に優れている機器」「実績・実例が豊富な機器」という3つに分けて、それぞれの三次元測定機が他と何が違うのかを詳しく解説します。

※「三次元測定機」とGoogle検索し、上位表示されるメーカーを15社選出しました。(2022年5月調査時点)
使いやすさ・汎用性
を求めるなら…
XM
(キーエンス)
XM(キーエンス)

引用元:キーエンス
(https://www.keyence.co.jp/ss/products/measure-sys/xm/007/2111_01.jsp)

XMの
ココが違う!
  • ノギス感覚で使える独自のハンディ型
  •      
  • 測定室以外(現場やオフィス)でも使える
  • 最大2mという幅広い測定範囲
測定精度・安定性
を求めるなら…
ZEISS XENOS
(東京精密)
ZEISS XENOS(東京精密)

引用元:東京精密
(https://www.accretech.jp/product/measuring/cmm/zeiss_xenos.html)

ZEISS XENOSの
ココが違う!
  • 最大許容長さ測定誤差は0.3+L/1000㎛
  • 繰り返し精度は+-0.2㎛
  • 分解能(最小表示単位)は0.001㎛
実績・実例の豊富さ
を求めるなら…
CRYSTA-Apex
(ミツトヨ)
CRYSTA-Apex(ミツトヨ)

引用元:ミツトヨ
(https://www.mitutoyo.co.jp/products/measuring-machines/cmm/standard/191-812h/)

CRYSTA-Apexの
ココが違う!
  • 自動車、航空、製造と幅広い納入実績
  • 1934年創業のノウハウが結集
  •      
  • スマートファクトリーにも対応
【選出理由】
・ZEISS XENOSは最大許容長さ測定誤差、繰り返し精度、分解能がいずれも調査した中で最高数値だったため
・XMは測定室以外でも使用できるハンディ式の中で、調査した中で最も高精度で広範囲の測定範囲だったため
・CRYSTA-Apexは社名ありの導入実例(計12件)が調査した中で最も豊富だったため