いつでもどこでも手軽に計測ができるハンディ型の三次元測定機SKYCOM TOUCHについて、特徴や仕様、活用事例、どんな現場におすすめなのかをご紹介します。

ワイヤレスのプローブで測定し、距離・角度・穴径等の測定・幾何公差・CAD比較ができる三次元測定機です。これまで難しかった大型ワークの測定とデジタル化をサポートしてくれます。
使い方は簡単。複数のカメラで測定対象を囲み、3次元座標値が取得できるよう測定環境を構築。その後、軽量なプローブの先端を測定箇所にタッチさせるだけです。プローブはワイヤレスなため、大きな対象物も自由に動き回ってリアルタイムに測定することが可能です。
測定結果はリアルタイムに画面に表示され、確認することができます。プローブの位置と測定ステータスが同じウィンドウでわかりやすく表示されるため、ワークの中でどの箇所を測定しているのかをすぐに把握することが可能。
メニュー名やアイコン表示もシンプルでわかりやすいので、専門スタッフや熟練者でなくてもすぐにバラツキのない測定が行えます。また、解析したデータはExcelやCSV、PDFで出力が可能。幾何公差の判定やCADデータとの比較も行えます。
3次元寸法計測システムの料金は、キャプチャーカメラDuo・解析ソフトウェア・制御用ソフトウェア・測定用プローブがセットになった「Duoエントリーパッケージ」で1,480,000円(税不明)となっています。
パッケージ製品だけでなく、ニーズに合わせたカスタマイズや特注にも対応。「まずは使用感を確かめたい」「実際に見てみたい」という方には、実機でのデモンストレーションも行ってくれます。
家具は曲線が多く、ノギスをあてて計測できることができない箇所も多くあります。このため、家具の出荷前検査、工程チェック用としてSKYCOM TOUCHを導入。カメラ一体型で、現場での測計に役立てています。
カメラを複数台設置することで、10m以上の対象物にもフォーカスが可能。従来は人がアナログで計測していたデータをデジタル化することで、人的精度誤差を解消し、計測ムラを減らすことができます。
レーザースキャナーが計測できない、透明な対象や黒体物も計測が可能。タッチ、もしくはなぞった箇所の点群を面化することで形状計測が行えます。樹脂の形状・ガラスなどの透明対象の形状も測定することが可能です。
複雑な形状や大型対象物をフレキシブルに計測でき、手作業の工程をデジタル化できるSKYCOM TOUCH。低価格で、メンテナンスも基本的にフリー。現場経験豊富な営業担当者が、デジタル技術導入を丁寧にサポートしてくれる点も魅力です。
一般的なアーム型や門型の計測器で課題を抱えている方、10m級の大きい対象物の測定でお悩みの方、できるだけコストを抑えて三次元測定機を導入したい方などにおすすめです。
現場の課題・要望別!
三次元測定機の
おすすめ3選を
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| 最大許容長さ 測定誤差 | 公式HPに記載なし |
|---|---|
| 繰り返し精度 | 公式HPに記載なし |
| 測定範囲 | 公式HPに記載なし |
| 分解能 | 公式HPに記載なし |
| 耐環境性 | 公式HPに記載なし |
| 本体質量 | 公式HPに記載なし |
| 本体寸法 | 公式HPに記載なし |
三次元測定機メーカー15社(※)の門型・アーム型・卓上型・ハンディ型と様々な製品を調査し、導入企業の声が公式HPで掲載されている信頼できる三次元測定機をピックアップ。 そのなかで「測定精度・安定性に優れている機器」「使いやすさ・汎用性に優れている機器」「実績・実例が豊富な機器」という3つに分けて、それぞれの三次元測定機が他と何が違うのかを詳しく解説します。
引用元:キーエンス
(https://www.keyence.co.jp/ss/products/measure-sys/xm/007/2111_01.jsp)
引用元:東京精密
(https://www.accretech.jp/product/measuring/cmm/zeiss_xenos.html)
引用元:ミツトヨ
(https://www.mitutoyo.co.jp/products/measuring-machines/cmm/standard/191-812h/)