三次元測定機は、医療分野でも活躍しています。近年の医療機器はどのように進化しているのか、どういったものに三次元測定機が使われているのかなどについて紹介します。
医療機器は日々進化しています。X線の発見による医療用レントゲン装置の開発や麻酔器の開発、顕微鏡の開発、MRIによる診断技術の進歩などによって、昔は治すのが難しかったような病気やケガにも対応できるようになってきました。
近年はさらに新しい医療機器が登場しています。
例えば、手術支援ロボットの「Da Vinci(ダヴィンチ)」です。ダヴィンチを用いることにより、手ブレなどを心配することなく内視鏡手術ができるようになりました。
睡眠時無呼吸症候群に悩んでいる方もいますが、振動を与えることによって寝返りを誘導する医療機器である「Night Shift」なども開発されています。
他にも、最新の技術を用いてさまざまな医療機器が開発されている状況です。
医療機器の進化と深く関係しているのが、工学です。工学とは、工業生産の計画や設計、製造、検査といったものに対し、数学や化学、物理学を応用する技術や学問のことをいいます。
新しい医療機器を開発したとしても、有効性や安全性に確証が得られなければ、患者に使用することできません。医学だけではなく、工学と連携する形で医療機器を開発することにより、有効性や安全性に優れた開発につなげていくことが可能です。
また、機械工学によって評価用の実験機器を作り実験を重ねることにより、安全性を確保しながらも効率の良い先進医療技術の開発ができます。
こういった背景もあり、注目されているのが「医工連携」です。医療現場は、どのような治療をするためにどういった機械が欲しいかを明確にし、ものづくり企業に伝えなければなりません。
医療現場とものづくり企業ではそれぞれ専門分野が異なるため、コミュニケーションをとることやお互いに求めていること、できることを伝え合うのが難しいなどの課題がありました。
ですが、近年は医療機関や医療機器メーカーだけではなく、大学や研究機関、さらには自治体などが協力し、それぞれを補い合う形で医工連携に取り組んでいます。
医療やヘルスケアの分野でもさまざまな医療機器が開発されており、中には三次元測定機を活用したものも多くあります。実際の活用事例について解説します。
ボーンスクリューとは、手術で使われる器具を骨に固定するための器具です。非常に小さな部品ではありますが、小型の三次元測定機を使うことにより、ねじ山の深さや内径、外径など器具に関する詳細な情報が得られます。
医療の分野で使われているハサミにも三次元測定が活用されることがあります。
例えば、測定結果をSTLと呼ばれる三角パッチの集合体として出力すれば、非常に詳細な情報を得ることが可能です。
出力したデータ上に3D曲面を作り、CADモデルとして作成することにより、複雑な曲面のトレースや形状の再現も行えます。
三次元測定機メーカー15社(※)の門型・アーム型・卓上型・ハンディ型と様々な製品を調査し、導入企業の声が公式HPで掲載されている信頼できる三次元測定機をピックアップ。 そのなかで「測定精度・安定性に優れている機器」「使いやすさ・汎用性に優れている機器」「実績・実例が豊富な機器」という3つに分けて、それぞれの三次元測定機が他と何が違うのかを詳しく解説します。
引用元:キーエンス
(https://www.keyence.co.jp/ss/products/measure-sys/xm/007/2111_01.jsp)
引用元:東京精密
(https://www.accretech.jp/product/measuring/cmm/zeiss_xenos.html)
引用元:ミツトヨ
(https://www.mitutoyo.co.jp/products/measuring-machines/cmm/standard/191-812h/)