三次元測定機で測定できる項目のひとつが「傾斜度」です。傾斜度とはどのようなものか、三次元測定機でどのように測定するのかご存知でしょうか。
本記事では、三次元測定機を用いた傾斜度の測定について解説します。傾斜度の測定について知りたい方や、三次元測定機の導入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
傾斜度とは、基準となる直線または平面に対して、正確な角度を保ちたい直線・平面との傾斜の差異のことです。幾何公差のひとつであり、基準点からの角度のズレを示す数値と言えます。
ただし角度のズレではあるものの、傾斜度は角度とは違います。角度は基準となる点からの角度のバラつきですが、傾斜度は指定された周辺空間内にあるかどうかを測定するものです。つまり一点の基準からの差異ではなく、指定範囲内からの差異を測定します。そのため表記の単位も「°」ではなく「mm」です。
傾斜度の表示方法は、3つあります。
いずれも、測定対象となるものを2つの平面で挟んだときの平面同士の間隔で表されます。測定対象となるものを2つの平面で挟んだときに生じる、平面同士の間隔が傾斜度です。その際に2つの平面は、基準となる直線・平面に対して理論的に正確な角度を保っていなければなりません。
三次元測定機で傾斜度を測定する際は、以下のような方法で行います。
傾斜度の測定の際にはダイヤルゲージを用いることもできますが、三次元測定機の方が正確な測定が行えます。ダイヤルゲージでの測定には、マンドレルを平行にしなければならず、セッティングに時間がかかるという問題がありました。しかし、三次元測定機であれば、セッティングにかかる時間を短縮できるうえ、定盤に固定しにくい対象物でも高い精度で測定できます。
三次元測定機での測定方法は簡単であり、基準を設定したら、基準点に対してスタイラスを当てるだけで完了します。
三次元測定機ではさまざまな数値を測定できますが、その中のひとつに「傾斜度」があります。傾斜度は指定された範囲内での角度の差異のことであり、基準となる線や面からの角度の狂いの測定に役立つ数値です。
三次元測定機での傾斜度の測定は非常に簡単で、対象物に対してスタイラスを当てるだけで測定ができます。ダイヤルゲージでの測定よりも正確な測定が行えるため、傾斜度を測定したいと考えているなら三次元測定機の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
三次元測定機メーカー15社(※)の門型・アーム型・卓上型・ハンディ型と様々な製品を調査し、導入企業の声が公式HPで掲載されている信頼できる三次元測定機をピックアップ。 そのなかで「測定精度・安定性に優れている機器」「使いやすさ・汎用性に優れている機器」「実績・実例が豊富な機器」という3つに分けて、それぞれの三次元測定機が他と何が違うのかを詳しく解説します。
引用元:キーエンス
(https://www.keyence.co.jp/ss/products/measure-sys/xm/007/2111_01.jsp)
引用元:東京精密
(https://www.accretech.jp/product/measuring/cmm/zeiss_xenos.html)
引用元:ミツトヨ
(https://www.mitutoyo.co.jp/products/measuring-machines/cmm/standard/191-812h/)