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Leitz Infinity

ここでは、三次元測定機Leitz Infinity(ライツインフィニティ)について、特徴や仕様、どんな現場におすすめなのかをご紹介します。

Leitz Infinityは
どんな三次元測定機?

Leitz Infinity
引用元HP:ヘキサゴン・メトロジー
https://www.hexagonmi.com/ja-jp/products/coordinate-measuring-machines/bridge-cmms/leitz-infinity

高精度な測定ができる

スウェーデン・ストックホルムに本社を置く、世界的な大手測定機メーカー・ヘキサゴン・メトロジー社が製造販売している、三次元測定機です。

クローズドフレーム(門固定、テーブル移動方式)によって高精度・高速を実現したPMM-Cモデルをさらにに高速・高精度化させたハイエンドモデル。長年の技術とノウハウを結集し、妥協のない正確無比な測定結果を実現しています。高分解能スケールを使用(0.004um)。測定範囲は1200mm×1000mm×700mm、空間制度「E」=0.3+L/1000[μm]となっています。

精度の高さが求められる現場に
おすすめ

極めて精度の高い精度のプロービングと共に設計されたLeitz Infinity。プローブ先端にある球状のルビーが対象物に接触し、その三次元座標値により計測を行うスタイルです。

歯車測定専用機として最大直径950mmまでのギヤ測定が可能。角形の部品や円筒歯車、グロボイドウォームギアなど、非常に複雑な形状をした部品でも高精度に測定をすることができます。特に、公差が非常に厳しい部品の測定や、精度の高さが求められる製品の測定現場で多く用いられています。

部品の深部やレンズ表面も
お任せ

最長800mmの横型延長プローブと連続高速プローブヘッドLSP-S4により、部品の深部も測定することが可能。一体型自動ウェイトバランスシステムは最大1000gまでのスタイラス構成が保持できます。また、長尺のスタイラスが使用できる上、LowForceトリガー作用で、壊れやすい面の測定も行うことも可能です。

オプションで、Leitz Precitec LR Optical WhiteLight Sensorも用意(オプション)。色彩共焦点メソッドを採用しており、レンズ(ガラス、プラスティック)表面、輪郭の測定におすすめです。

Leitz Infinityの
適用事例・活用シーン

レンズ表面や輪郭もお任せ

オプションのLeitz Precitec LR Optical WhiteLight Sensorを使用することで、レンズ(ガラス、プラスティック)表面、輪郭の測定が可能です。

複雑な形状も測定できる

角形の部品や円筒歯車、グロボイドウォームギアなど、非常に複雑な形状をした部品でも高精度に測定が可能です。

Leitz Infinityは
どんな現場におすすめ?

高精度な測定によって正確な結論を導き出し、製造コスト削減に貢献してくれるLeitz Infinity。世界各国の自動車・航空宇宙・産業機械メーカー等へ世界基準のソリューションを提供しているヘキサゴン・メトロジー社ならではの精密さが大きな魅力です。

角形の部品や円筒歯車、グロボイドウォームギアなど、非常に複雑な形状をした部品も高精度に測定できるので、公差が非常に厳しい部品の測定や、精度の高さが求められる製品の測定を行いたい方におすすめです

現場の課題・要望別!
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Leitz Infinityの主な仕様

最大許容長さ
測定誤差
公式HPに記載なし
繰り返し精度公式HPに記載なし
測定範囲X:1200mm Y:1000mm Z:700mm
分解能公式HPに記載なし
耐環境性公式HPに記載なし
本体質量公式HPに記載なし
本体寸法公式HPに記載なし

Leitz Infinityの
メーカー情報

  • ヘキサゴン・メトロジー株式会社
  • 本社所在地:神奈川県相模原市橋本台1-15-8
  • 電話番号:042-700-3500
  • 公式HPのURL:https://www.hexagonmi.com/ja-JP
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三次元測定機メーカー15社(※)の門型・アーム型・卓上型・ハンディ型と様々な製品を調査し、導入企業の声が公式HPで掲載されている信頼できる三次元測定機をピックアップ。 そのなかで「測定精度・安定性に優れている機器」「使いやすさ・汎用性に優れている機器」「実績・実例が豊富な機器」という3つに分けて、それぞれの三次元測定機が他と何が違うのかを詳しく解説します。

※「三次元測定機」とGoogle検索し、上位表示されるメーカーを15社選出しました。(2022年5月調査時点)
使いやすさ・汎用性
を求めるなら…
XM
(キーエンス)
XM(キーエンス)

引用元:キーエンス
(https://www.keyence.co.jp/ss/products/measure-sys/xm/007/2111_01.jsp)

XMの
ココが違う!
  • ノギス感覚で使える独自のハンディ型
  •      
  • 測定室以外(現場やオフィス)でも使える
  • 最大2mという幅広い測定範囲
測定精度・安定性
を求めるなら…
ZEISS XENOS
(東京精密)
ZEISS XENOS(東京精密)

引用元:東京精密
(https://www.accretech.jp/product/measuring/cmm/zeiss_xenos.html)

ZEISS XENOSの
ココが違う!
  • 最大許容長さ測定誤差は0.3+L/1000㎛
  • 繰り返し精度は+-0.2㎛
  • 分解能(最小表示単位)は0.001㎛
実績・実例の豊富さ
を求めるなら…
CRYSTA-Apex
(ミツトヨ)
CRYSTA-Apex(ミツトヨ)

引用元:ミツトヨ
(https://www.mitutoyo.co.jp/products/measuring-machines/cmm/standard/191-812h/)

CRYSTA-Apexの
ココが違う!
  • 自動車、航空、製造と幅広い納入実績
  • 1934年創業のノウハウが結集
  •      
  • スマートファクトリーにも対応
【選出理由】
・ZEISS XENOSは最大許容長さ測定誤差、繰り返し精度、分解能がいずれも調査した中で最高数値だったため
・XMは測定室以外でも使用できるハンディ式の中で、調査した中で最も高精度で広範囲の測定範囲だったため
・CRYSTA-Apexは社名ありの導入実例(計12件)が調査した中で最も豊富だったため