三次元測定機のキャリブレーションは、測定機やセンサーなどの精度を維持する目的で行われています。計測値に不具合が生じたときはもちろんのこと、定期的にキャリブレーションを行うことで、正確な測定値が維持できるでしょう。
ここでは三次元測定機のキャリブレーショの目的やタイミング、校正との違いを紹介します。
キャリブレーションは、測定機・センサーなどの精度を維持するために行われる調整・補正のことです。測定機は、使用しているうちに、または時間が経過するうちに、精度が低下します。キャリブレーションを定期的に行えば、精度が維持できるでしょう。
キャリブレーションを行うべきタイミングは、以下の通りです。
測定値の異常や不具合、また経年劣化が発生していると考えられるときは、必ずキャリブレーションを行わなくてはなりません。
ただし実際に異常や不具合、劣化などがない場合でも、定期的な点検や調整は必要です。半年・1年・2年ごとに行いましょう。また、測定機を使用する前と後も、誤差の有無がないかどうかを確認することで異常もすぐに発覚します。
さらに、周辺環境が変わったときも、キャリブレーションが推奨されます。測定機は精密部品を組み合わせてできており、気温・湿度の変化でもわずかな誤差が発生する可能性があります。周辺環境が大きく変わったときは、キャリブレーションを行いましょう。
測定機の動作・精度を確認することを「校正」と呼びます。校正から得た誤差を確認して、その誤差の値を参考に正しい測定値を計算します。一方でキャリブレーションは、正確であるかどうかを確認してから、偏りが発見された場合は正確な測定値が得られるように、測定機を調整するところまでが「キャリブレーション」と呼ばれます。
三次元測定機は、キャリブレーションを行うことで正確な計測値が維持できます。異常や不具合が確認された時だけでなく、異常や不具合を防ぐ目的で、定期的なメンテナンスとしてキャリブレーションを行うようにしましょう。
三次元測定機メーカー15社(※)の門型・アーム型・卓上型・ハンディ型と様々な製品を調査し、導入企業の声が公式HPで掲載されている信頼できる三次元測定機をピックアップ。 そのなかで「測定精度・安定性に優れている機器」「使いやすさ・汎用性に優れている機器」「実績・実例が豊富な機器」という3つに分けて、それぞれの三次元測定機が他と何が違うのかを詳しく解説します。
引用元:キーエンス
(https://www.keyence.co.jp/ss/products/measure-sys/xm/007/2111_01.jsp)
引用元:東京精密
(https://www.accretech.jp/product/measuring/cmm/zeiss_xenos.html)
引用元:ミツトヨ
(https://www.mitutoyo.co.jp/products/measuring-machines/cmm/standard/191-812h/)