三次元測定機では「位置度」を測定できます。位置度の測定を目的として三次元測定機を求める場合、どのように測定するのか気になる方もいらっしゃるはずです。位置度は製品の精巧さをはかるための規格でもあり、製品づくりにとって欠かせません。
そこで本記事では、三次元測定機による位置度の測定方法について解説します。これから三次元測定機を導入したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
まず「位置度」とは、基準からの相違を示すものです。基準からどれほど離れているか、理想とされる範囲内に相違がおさまっているかを確認するために位置度が必要となります。
製品をつくるための図面と比較して、実際に完成した製品にどのくらいの相違があるかを確認するのが位置度を活用する目的です。許容範囲を決めた上で位置度を測定すれば、許容範囲内であれば合格、範囲外であれば不合格との判断ができるようになります。
1つの製品に複数の穴を開ける場合に特に重要となり、開けた穴の中心がどれほどズレているかを測定し、規格化したのが位置度です。
三次元測定機で位置度を測定するには、まず三次元測定機で基準を指定することから始めます。どのくらいの相違であれば許容されるのか、基準を決めてください。
基準を指定したら、測定対象物にスタイラスを当てて測定を始めます。スタイラスを利用した測定方法は比較的最近のものであり、測定時間が大幅に短くなることが特徴です。
測定を行う前に注意したいのは、アプリケーションから「Φ」の有無を指定することです。ほとんどのアプリケーションでは「Φあり」「Φなし」の選択ができるようになっています。この選択により、円の中心がどれほどズレていれば不合格となるのか、どの範囲内で合格になるのかが決まります。
見落としがちな部分であるため、測定前に「Φ」の有無を確認することを怠らないでください。
三次元測定機で位置度を測定しようとしたとき、測定対象物が定盤と平行にならないことがあります。平行にならなければ正確な位置度の測定は行えず、この場合は測定技師でも正しく測定できないことがあるため、特別な部品が必要です。
位置度とは基準からの相違を示す規格のことです。三次元測定機で位置度を測定するには、基準を決め、スタイラスを測定対象物に当て、アプリケーションから「Φ」の有無を選択することにより正しく測定できます。
三次元測定機を正しく使えば、位置度を正確に把握できるようになるでしょう。もし複数の穴が開いている製品でも対応可能です。位置度の測定が必要であれば、三次元測定機にて行ってみてください。
三次元測定機メーカー15社(※)の門型・アーム型・卓上型・ハンディ型と様々な製品を調査し、導入企業の声が公式HPで掲載されている信頼できる三次元測定機をピックアップ。 そのなかで「測定精度・安定性に優れている機器」「使いやすさ・汎用性に優れている機器」「実績・実例が豊富な機器」という3つに分けて、それぞれの三次元測定機が他と何が違うのかを詳しく解説します。
引用元:キーエンス
(https://www.keyence.co.jp/ss/products/measure-sys/xm/007/2111_01.jsp)
引用元:東京精密
(https://www.accretech.jp/product/measuring/cmm/zeiss_xenos.html)
引用元:ミツトヨ
(https://www.mitutoyo.co.jp/products/measuring-machines/cmm/standard/191-812h/)