ここでは、カールツァイスの三次元測定機について、機器の種類や特徴、どんな現場におすすめなのかをまとめました。ぜひ三次元測定機選びの参考にして下さい。
ここでは、カールツァイスが製造している主なオフライン対応の三次元測定機を紹介します。

ブリッジに高性能断熱材採用したカバーを採用しており、高温環境下でも使用が可能。また、モジュラー設計により、構成、センサ、ソフトウェアの要件が変わった場合でも対応することができます。ブリッジ部分のカバーが取り外し/取り付けできるなど、メンテナンス性にも優れています。

ショップフロア向けの手軽な座標測定機です。+18ºC ~ +30ºCの高い温度安定性を実現しており、製造現場の厳しい環境下でも使用することが出来ます。また、ZEISS VAST XXTスキャニングセンサを装備しており、輪郭や自由形状のスキャニングが可能です。

高度のスキャニングテクノロジー、コンピューターによる、正確性・安定性に優れたシステムです。また、ZEISS VAST XXTやXDTなどさまざまな触覚センサを搭載しており、有益かつ高品質なデータをスピーディーに取得することが可能です。

カールツァイスの三次元座標測定機「ZEISS PRISMOファミリー」は、高精度・高速・耐環境性をバランスよく兼ね備えたフラッグシップモデルです。用途や設置環境に合わせた複数バリエーションを展開し、研究開発から生産現場まで幅広く対応。回転テーブルやセンサ交換などの豊富なオプションにより、現場の多様な測定ニーズに柔軟に応えます。
空調制御が難しい工場環境での測定から、厳密な精度が求められるゲージ校正まで、トータルでの生産性向上を実現するのがZEISS PRISMOファミリーの特長。接触式・非接触式を含むマルチセンサ対応や高度なソフトウェア連携(CALYPSO、PiWeb等)により、あらゆる形状・測定項目を一台でオールインワンにカバーします。

「今日と明日の測定タスクに万全に備える」をコンセプトに設計された、ブリッジ型三次元測定機シリーズです。massテクノロジーにより光学式・接触式など複数センサを一台で交換・運用でき、サイズや測定環境に合わせた幅広いモデルをラインナップ。HTG(広温度範囲)仕様やロータリテーブルなどのオプションで、高速・高精度の4軸測定や自動プローブ交換にも柔軟に対応可能です。
また、狭い測定室でも扱いやすい人間工学的なデザインと空間最適化を追求。Industry 4.0時代を見据えたZEISS Smart Servicesなど、将来の拡張にも対応します。研究開発から量産ラインの品質保証まで、多用途に活躍するフラッグシップモデルです。

カールツァイスのマルチセンサ測定機「O-INSPECTシリーズ」は、接触式と光学式の両方の測定を1台で実現。VAST XXTによる高精度スキャニング測定に加え、テレセントリックズームレンズ「Discovery.V12」などの画像センサを搭載し、深穴やワーク側面なども正確に把握できます。18~30℃の温度環境下でISO規格に準拠した測定精度を保証するため、研究開発から実生産ラインの品質保証まで幅広く対応します。
また、非接触式白色光距離センサ(ZEISS DotScan)のオプション追加で、微細形状・透明部品・鏡面ワークなどの測定も可能。幅広い測定タスクをオールインワンでこなせる本機は、測定室の省スペース化や多品種測定の効率化に貢献し、様々な業界・用途で活躍しています。

コンパクトなボディながら、小型精密部品を高精度に測定できる三次元座標測定機です。接触式測定に特化しており、アクティブスキャニングセンサ「VAST XT gold」を標準搭載。最小ボール径φ0.3mmのスタイラスにも対応しているため、細部の高精度測定にも適しています。また、熱膨張係数がほぼ0に等しいZerodurを各軸スケールに採用し、温度変化による精度への影響を抑制。さらに、エアや電力の消費を抑える「ZEISS AirSaver」「ZEISS PowerSaver」により、ランニングコストの抑制にも貢献します。

高精度・高速・高耐環境性を兼ね備えた、ブリッジタイプの三次元座標測定機です。新開発の高剛性ブリッジや駆動機構により、高精度測定と測定時間の短縮を実現。さらに、精度保証温度範囲を15〜30℃まで拡大しており、温度管理にかかる負担の軽減にも貢献します。2軸回転式ヘッドRDSとスキャニングプローブVAST XXTを搭載し、複雑形状部品の高精度な首振りスキャニング測定にも対応できます。

クラス最小レベルのフットプリントで、設置面積を当社従来機比40%削減したコンパクトな三次元座標測定機です。高剛性リニアガイドとエアベアリングを併用したHybrid Guideway Technologyを搭載し、エア消費量を75%削減。さらに消費電力量も73%削減しており、ランニングコストを抑えながら幅広い用途で高精度な測定に対応できます。

ロングセラー機であるRVFシリーズのデザインを一新した、エントリーモデルのマニュアル三次元座標測定機です。測定した幾何形状を自動的に判別するAI機能により、測定ごとに形状要素を指定する手間を抑え、効率的な測定をサポートします。また、XガイドとZ軸に軽量なアルミ合金を採用しているため可動部の慣性が小さく、長時間の測定作業でも操作しやすい設計です。さらに、高剛性メゾネットブリッジ構造により、安定した測定精度を長時間維持できます。

きわめて広い測定範囲と高精度を両立した、超大型三次元座標測定機です。大型・超大型ワークピースの測定に対応しており、ブリッジタイプのZEISS MMZ-T、フロア設置タイプのZEISS MMZ-M、超大型ワークピース向けのZEISS MMZ-Gから用途に合わせて選択できます。また、複数の測定用センサを併用できるmassテクノロジにより、導入後の測定ニーズの変化にも柔軟に対応可能。深い穴の測定に対応する専用エクステンションや、高重量ワークピース向けのロータリテーブルなどのオプションも用意されています。
カールツァイスは、「ツァイスのレンズ」として世界的に知られているドイツの代表的光学機器メーカーです。1846年、カール・ツァイスが顕微鏡工房を開設したところからスタート。現在はオーバーコッヘンに拠点を置き、堅牢で、高品質・高性能な製品を製造しています。
カメラ用レンズをはじめ双眼鏡、顕微鏡、医療機器、三次元測定機、半導体製造装置、眼鏡レンズ、プラネタリウム投影機などさまざまな製品を生み出している企業です。
三次元測定機は、門移動形座標測定機や製造現場対応座標測定機、大型座標測定機、ホリゾンタルアーム形座標測定機などラインナップも豊富。航空宇宙産業、自動車産業、機械製造業など、広い測定範囲を持ちながらも精度に妥協を許さない分野で貢献しています。
また、測定機導入時は、コンサルティングから導入後のメンテナンスまで対応。どの製品でも、それぞれに適したサービスを提供してくれます。
カールツァイスの三次元測定機は、小型部品から巨大な部品まで測定できるもの、高性能ロボットと伝統的なホリゾンタルアーム形CMMを組み合わせた新時代のホリゾンタルアーム形座標測定機まで、豊富なラインナップが揃っています。
いずれも世界で認められた高精度が特徴で、ノウハウを元に日々の測定作業の状況の変化に応じたソリューションを提案してくれます。「温度管理をしているのに測定誤差が出てしまう」「測定のやり直しが頻発し、生産性が落ちている」とお悩みの現場の方におすすめです。
現場の課題・要望別!
三次元測定機の
おすすめ3選を
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株式会社中島ターレットでは、測定機の老朽化や顧客との検査機器統一を背景に、ZEISS DuraMaxを含む三次元座標測定機を導入しました。出荷検査と受入検査を同一メーカーの測定機で行うことで測定基準の一致を図り、品質管理体制を強化。さらに、幾何公差への対応や多用途測定にも活用できる点が評価されています。測定結果をグラフィック上で視覚的に共有できるため、現場や品質保証担当との打ち合わせがしやすくなり、若手社員の品質意識向上やスキルアップにもつながっています。
フルカワセラミックス株式会社では、幅広い業界向けに高精度なファインセラミックス加工を行うなかで、完成品の精度を検証する高性能な測定環境が不可欠でした。東京精密の三次元座標測定機を現在までに6台導入し、途中工程や出荷時の検査で高精度な自動測定を実現。加工後の測定データを次工程へフィードバックすることで、表面仕上げの的確なコントロールと全数検査体制の効率化に貢献しています。さらに各工場の測定担当・研磨担当が測定機を扱える体制を整え、出荷集中時にも柔軟に連携できる品質管理体制を構築しています。
株式会社浅沼技研では、輸送用機器部品の試作や三次元座標測定機の検証用ゲージ製作において、より高い精度の製品づくりを追求していました。精度を重視する同社は、測定機や設備、人材教育に惜しまず投資しており、その一環として三次元座標測定機「XENOS」を導入。世界で勝負できる企業を目指すための品質向上に役立てています。今後はアメリカや欧州、東南アジアへの展開も見据え、勝てる製品づくりを進めています。
川崎重工業株式会社では、狭い翼の間を測定するブリスク測定に多くの工数がかかることが課題でしたが、ZEISS PRISMO® ultraをベースとしたブリスク測定機の導入により、従来の測定工数を半減しながら、精度を維持した測定体制を実現しました。さらに測定結果のばらつきが少なくなり、再測定や原因分析にかかる負担も軽減。非接触式測定によって、接触式では苦手だった微小な円弧部分なども高速にデータ取得できるようになり、検査業務の効率化と品質信頼性の向上に貢献しています。
財団法人応用科学研究所では、機械基盤研究施設の立ち上げにあたり、設計・製作した部品の幾何形状精度をその場で確認できる測定環境が不可欠でした。そこで東京精密を通じて三次元座標測定機 ZEISS PRISMO navigatorを導入。施設内で製作から精度測定、性質検査まで対応できる体制を整え、研究開発の高度化に貢献しています。さらに非接触三次元表面粗さ形状測定機Opt-scopeも活用し、歯車など機械部品の損傷面を精密な三次元マップとして把握できる点が評価されています。
株式会社クリスタル光学では、ミクロン、時にはナノ単位の精度が求められる超精密研磨加工において、製品精度を確保するための測定体制を重視していました。ZEISS MMZ-G導入により、顧客からの信頼感が向上し、航空機産業への参画を開始。さらに、測定データをもとに誤差や形状の状態を具体的に提示できるようになり、付加価値の高いモノづくりを支える検査・品質保証体制の強化につながっています。
| 社名 | カールツァイス株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | (インダストリアルクオリティソリューションズ) 大阪府吹田市垂水町3-35-22 |
| 電話番号 | 06-6337-8031 |
| 公式HPのURL | https://www.zeiss.co.jp/corporate/home.html |
三次元測定機メーカー15社(※)の門型・アーム型・卓上型・ハンディ型と様々な製品を調査し、導入企業の声が公式HPで掲載されている信頼できる三次元測定機をピックアップ。 そのなかで「測定精度・安定性に優れている機器」「使いやすさ・汎用性に優れている機器」「実績・実例が豊富な機器」という3つに分けて、それぞれの三次元測定機が他と何が違うのかを詳しく解説します。
引用元:キーエンス
(https://www.keyence.co.jp/ss/products/measure-sys/xm/007/2111_01.jsp)
引用元:東京精密
(https://www.accretech.jp/product/measuring/cmm/zeiss_xenos.html)
引用元:ミツトヨ
(https://www.mitutoyo.co.jp/products/measuring-machines/cmm/standard/191-812h/)