三次元測定機の“違いがわかる”ガイド » 三次元測定機の導入・購入ガイド

三次元測定機の導入・購入ガイド

三次元測定機を導入する際には、用途や予算に応じた機種選定はもちろん、価格相場や補助金の活用、耐用年数、導入後の運用コストまで幅広い観点から検討が必要です。

この記事では、三次元測定機の導入を検討している企業に向けて、選定のポイントや費用感、導入メリット・デメリット、講習・展示会情報、さらには廃棄・誤差対策まで、導入前後に知っておきたい情報をわかりやすくまとめました。

企業が三次元測定機を選ぶポイントとは

三次元測定器には多くの種類があるため、選び方をよく確認しておくことが重要です。特に、自社で測定したいと考えている対象物に適したものか、メーカーの取引実績はどの程度あるのかに注目してみてください。 また、アフターサポートが充実しているものであることも重要です。測定精度がどの程度高いかもチェックしておきましょう。

企業が三次元測定機を選ぶポイントとは
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三次元測定機の価格相場

三次元測定機にはハンディタイプなど小型のものから、門型構造の大型タイプまでさまざまな種類があります。手動の門型タイプやハンディタイプの中には数百万円ほどで導入できるものもありますが、大型・高精度になるほど価格が高く、1000万円~2000万円程かかるものもあります

また、大型の装置は、設置スペースや測定環境を整える費用もかかります。さらに高精度な測定を維持するためには、メーカーによる定期的なメンテナンスや、プローブのキャリブリレーションなど、導入後もさまざまな費用がかかるので考慮しておきましょう。

三次元測定機の価格相場
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三次元測定機の耐用年数

三次元測定機には耐用年数と寿命があります。耐用年数は法律上定められた期間で、約5年です。一方、寿命は機械が使用できる年数のことで、三次元測定機の種類によって異なりますが、7~10年程度です。

ただし、メンテナンスや使い方によっては寿命を延ばすこともできるので、定期的にメンテナンスを行いましょう。

三次元測定機の耐用年数
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三次元測定機を導入するメリット・デメリット

三次元測定機の導入は、メリットもあればデメリットもあります。三次元測定機だからこその精度の高い測定ができる点は大きなメリットです。しかし導入にはコストもかかるため、精度の必要性と導入コストとの兼ね合いを考えながら、どの程度の三次元測定機を導入するべきかも考えなくてはいけません。メリットとデメリットを合わせて確認し、三次元測定機の必要性を確認してみましょう。

三次元測定機を導入するメリット・デメリット
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三次元測定機の導入に使用できる補助金

三次元測定機の導入に利用できる補助金制度は、「ものづくり補助金」と「躍進的な事業推進のための設備投資支援事業」が代表的です。利用する際には事前に条件や申請方法、適用される設備などを確認し、申込期間内に申請することが欠かせません。

三次元測定機の導入に使用できる補助金
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三次元測定機の市場

世界的に見ても三次元測定機などの3D計測製品は需要が大きくなっており、今後はさらにその傾向が強まると予測されています。特に普及率が高いのは発展途上諸国で、中でも産業と自動車分野において急速な採用が進んでいます。効率的で高精度なモノづくりのためにも三次元測定機をはじめとする3D計測製品が役立てられており、市場規模が拡大している状況です。

三次元測定機の市場
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三次元測定機の展示会

三次元測定機の展示会では、実際に測定機を見たり触ったりできるだけでなく、実際に計測する手順を見ることもできます。セミナーの開催がある展示会では、技術者として有益な情報が得られるでしょう。三次元測定機の展示会は、各地で開催されています。ぜひ参加して、展示会でしか得られない情報をゲットしてください。

三次元測定機の展示会
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三次元測定機の講習を受けるメリットとは

三次元測定機を正しく使用し、活用していくためには専門的な知識と技術が必要です。日々の業務の中で学びを深めていくのも良いのですが、製品を提供しているメーカーが行っている講習を受けるのも良いでしょう。講習を受けることによって測定機器について詳しく学べるほか、実際に三次元測定機を扱う際に自信が持てるようになります。

三次元測定機の講習を受けるメリット
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三次元測定の外部委託

単発の測定で完了するような場合は、三次元測定機を導入するのではなく、外部委託で測定してもらう方法もあります。ただ、自社で測定するのと比較すると結果が出るまでに時間がかかってしまうことも多いです。繰り返し測定する場合は自社で三次元測定機を導入した方が安く済むケースもあります。外部委託のメリットやデメリットを確認しておきましょう。

三次元測定の外部委託
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三次元測定機の廃棄方法とは

三次元測定機を廃棄する方法として代表的なのは、産業廃棄物への回収を依頼する方法です。しかしオークションで必要な人に売ったり、買取業者に依頼する方法もあります。買取業者では高額買取が望めることもあるので、三次元測定機廃棄方法の有効な手段です。

三次元測定機の廃棄方法とは
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三次元測定機に誤差が生じる原因

三次元測定機は、さまざまな原因で誤差が生じます。大きな誤差はもちろんのこと、小さな誤差であっても製品の測定に不備があれば会社の信用を失う恐れもあるため、定期的なメンテナンスや校正作業を実施し、できる限り誤差がないように努めなくてはなりません。どうして誤差が生じるのか、そして誤差が生じないようにどのような工夫をしたら良いのかなど、対策をしっかりと把握しておきましょう。

三次元測定機に誤差が生じる原因
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三次元測定機の座標系

三次元測定機は、X・Y・Zなどの座標値を基本として測定を行っていくことになります。実際に測定する際は、装置が持っている機械座標系と基準面・基準線を一致させるのは難しいため、ワーク座標系と呼ばれるものを用いることが多いです。また、正確に測定をしていくためには「面」も重要なので、基準面を正確に作らなければなりません。

三次元測定機の座標系
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THREE SELECTIONS
違いで比較現場の要望別:
三次元測定機の
おすすめ3選

三次元測定機メーカー15社(※)の門型・アーム型・卓上型・ハンディ型と様々な製品を調査し、導入企業の声が公式HPで掲載されている信頼できる三次元測定機をピックアップ。 そのなかで「測定精度・安定性に優れている機器」「使いやすさ・汎用性に優れている機器」「実績・実例が豊富な機器」という3つに分けて、それぞれの三次元測定機が他と何が違うのかを詳しく解説します。

※「三次元測定機」とGoogle検索し、上位表示されるメーカーを15社選出しました。(2022年5月調査時点)
使いやすさ・汎用性
を求めるなら…
XM
(キーエンス)
XM(キーエンス)

引用元:キーエンス
(https://www.keyence.co.jp/ss/products/measure-sys/xm/007/2111_01.jsp)

XMの
ココが違う!
  • ノギス感覚で使える独自のハンディ型
  •      
  • 測定室以外(現場やオフィス)でも使える
  • 最大2mという幅広い測定範囲
測定精度・安定性
を求めるなら…
ZEISS XENOS
(東京精密)
ZEISS XENOS(東京精密)

引用元:東京精密
(https://www.accretech.jp/product/measuring/cmm/zeiss_xenos.html)

ZEISS XENOSの
ココが違う!
  • 最大許容長さ測定誤差は0.3+L/1000㎛
  • 繰り返し精度は+-0.2㎛
  • 分解能(最小表示単位)は0.001㎛
実績・実例の豊富さ
を求めるなら…
CRYSTA-Apex
(ミツトヨ)
CRYSTA-Apex(ミツトヨ)

引用元:ミツトヨ
(https://www.mitutoyo.co.jp/products/measuring-machines/cmm/standard/191-812h/)

CRYSTA-Apexの
ココが違う!
  • 自動車、航空、製造と幅広い納入実績
  • 1934年創業のノウハウが結集
  •      
  • スマートファクトリーにも対応
【選出理由】
・ZEISS XENOSは最大許容長さ測定誤差、繰り返し精度、分解能がいずれも調査した中で最高数値だったため
・XMは測定室以外でも使用できるハンディ式の中で、調査した中で最も高精度で広範囲の測定範囲だったため
・CRYSTA-Apexは社名ありの導入実例(計12件)が調査した中で最も豊富だったため
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