どの機器も時間が経つと劣化するように、三次元測定機にも耐用年数があります。ここでは三次元測定機の耐用年数や寿命を延ばすために必要なメンテナンスなどを紹介します。
機器類には、耐用年数が設定されています。三次元測定機の法定耐用年数は5年です。三次元測定機にもいくつかの種類があり、種類によって耐用年数は異なってくるため、一概にはいえませんが、大きく変わることはありません。
ただし、耐用年数は寿命とは異なります。耐用年数は会計上や税務上で定められた期間であり、設備や機器が実際に使用できる期間を示すものではありません。三次元測定機の寿命としては、7~10年程度です。
ただし、こちらは三次元測定機の種類によって異なります。また、メンテナンスの仕方や使い方によっても寿命は違ってくるので注意しましょう。
三次元測定機の寿命を延ばすためには、定期的な点検が必要です。なぜなら、機器類は使用するごとに部品が摩耗していきます。
一見したところではわかりませんが、何年も使用していると内部の部品が損傷してしまっている場合や、劣化している場合などもあります。
定期的にメンテナンスを実施することによって、摩耗している部品をいち早く発見・交換でき、三次元測定機本体の寿命を延ばすことにつながります。
温度変化が激しかったり、内部と外部の気温差が大きかったりすると、部品の消耗が激しくなります。
保管場所の気温や温度管理を徹底し、一定に保つことで部品の劣化や摩耗を抑えることができます。部品の劣化や摩耗が少なくなれば、その分機器の寿命を延ばせます。
三次元測定機では、キャリブレーションを行うことで寿命を延ばせます。キャリブレーションは三次元測定機の精度を維持するためのものであり、測定器の出力結果を調整する作業です。
具体的には、基準となる計測器と比較すればよく、専用のプローブキャリブレーションプログラムを使用します。
偏りが発見された場合には調整を行い、正確な測定ができるようにします。また、キャリブレーションを定期的に行うことで、寿命を延ばすとともに精度を常に維持することが可能です。
三次元測定機の最新化を行うことで、寿命を延ばすことができます。最新化は買い替えとは異なるため、三次元測定機のすべてを変える必要はなく、必要な部分だけを新しい部品に交換していきます。
部分的にハードを更新し、定期的に最新化を行うことで、耐用年数を超えて使用できるようになります。
三次元測定機の耐用年数や寿命を把握しておくことで、早めに対処することが可能です。
また、定期的なキャリブレーションやハードの最新化、メンテナンスを行うことで、耐用年数だけでなく寿命も延ばすことができます。きちんとメンテナンスをすることによって、長く使えるようにしましょう。
三次元測定機メーカー15社(※)の門型・アーム型・卓上型・ハンディ型と様々な製品を調査し、導入企業の声が公式HPで掲載されている信頼できる三次元測定機をピックアップ。 そのなかで「測定精度・安定性に優れている機器」「使いやすさ・汎用性に優れている機器」「実績・実例が豊富な機器」という3つに分けて、それぞれの三次元測定機が他と何が違うのかを詳しく解説します。
引用元:キーエンス
(https://www.keyence.co.jp/ss/products/measure-sys/xm/007/2111_01.jsp)
引用元:東京精密
(https://www.accretech.jp/product/measuring/cmm/zeiss_xenos.html)
引用元:ミツトヨ
(https://www.mitutoyo.co.jp/products/measuring-machines/cmm/standard/191-812h/)