三次元測定機の“違いがわかる”ガイド » 三次元測定機のメーカーリスト » 日立テクノロジーアンドサービス

日立テクノロジーアンドサービス

日立テクノロジーアンドサービスでは、温度可変レーザ三次元測定機を取り扱っています。製品の特徴やメーカーの概要などについて解説します。

日立テクノロジーアンドサービスの
主な三次元測定機

日立テクノロジーアンドサービスで取り扱っているのは、以下の三次元測定機です。

温度可変レーザ三次元測定機

日立テクノロジーアンドサービス
引用元HP:日立テクノロジーアンドサービス
https://www.hitachi-ts.co.jp/business/engineering/testing/laser3d/index.html

高精度の先進機能を満載した温度可変レーザ三次元測定機です。導体パッケージのほか、プリント基板や各種素材といったものの温度変化による熱変形を測定したいと考えた際、非接触で測定できます。

高精度恒温チャンバを搭載することにより、幅広い温度範囲に加え、正確な温度精度を目指しました。恒温チャンバは、高精度温度コントローラを活用することにより、試料ステージの温度を0.3℃以内に保持できます。

温度可変レーザ三次元測定機には、LS60シリーズ、LS100シリーズ、LS150シリーズといった3つのシリーズがあり、それぞれ仕様が異なります。使用目的に合わせて適切な温度可変レーザ三次元測定機が選べるのも、日立テクノロジーアンドサービスの特徴です。

日立テクノロジーアンドサービスの測定機にはWindow対応の解析・集計機能が装備されているため、充実した解析もできます。また、レーザーフォーカス変位計を活用した高精度測定も可能です。

測定条件を入力可能

温度可変レーザ三次元測定機は、入力画面上で測定条件の入力ができます。

  • 測定モードの設定
  • 測定条件の入力
  • レーザー変位計の設定
  • パルスステージコントロール
  • 恒温チャンバーの温度パターン設定

このように、さまざまな条件を設定できます。測定条件の重力画面は操作性に優れており、簡単に操作することが可能です。

測定パターンは、面測定・対角測定・インターバル測定です。面測定では、サンプルの表面を測定できます。対角測定では、サンプル上の2点間の対角線上を測定し、断面の形状を測定します。インターバル測定は、レーザー変位計を固定し、恒温チャンバの温度を変化させることによって、経時変化を測定できます。

測定条件に応じて測定した結果をもとに、粗さやFFT解析、平面補正なども行えます。

【種類別】三次元測定機
リストを見る

日立テクノロジーアンドサービスは
どんなメーカー?

日立製作所グループ

日立テクノロジーアンドサービスは、エンジニアリング、アフターサービス、モノづくりといった3つの事業を行っている会社です。株式会社 日立製作所グループの一つとして、茨城県を中心とした関東地区を主とした事業を行っています。

これまでに、日立グループの一員として豊富な経験をつんできました。その経験を活かし、感動を届けられるようなトータルソリューションを提供しています。

取り扱っている製品の種類は豊富

日立テクノロジーアンドサービスでは、温度可変レーザ三次元測定機の他にも、樹脂材料熱抵抗測定装置、ロングストローク三次元ステージシステム、全自動落下試験装置、全自動衝撃試験装置などを取り扱っています。

さらに、アフターサービスの分野では公共施設のアフターサービスや、研究設備のアフターサービスの運転維持管理などにも取り組んでいる会社です。モノづくり事業では、機械・製缶・組立作業、製品製造受託などに取り組んでいるため、幅広い相談ができます。

日立テクノロジーアンドサービスは
どんな現場におすすめ?

日立テクノロジーアンドサービスでは、リフロー時における熱変形を高精度に測定できる三次元測定機を取り扱っています。対応している温度の範囲も-70℃から+350℃と非常に幅広いのが特徴です。

そのため「製品開発段階で熱変形の評価がうまく行えていない」「熱によって発生するトラブルの再現評価ができない」といった悩みを抱えている現場に特におすすめです。

現場の課題・要望別!
三次元測定機の
おすすめ3選を
チェックする

日立テクノロジーアンドサービスの会社情報

社名 株式会社 日立テクノロジーアンドサービス
本社所在地 茨城県土浦市神立町603番地
電話番号 029-831-4158
公式HPのURL https://www.hitachi.co.jp/
THREE SELECTIONS
違いで比較現場の要望別:
三次元測定機の
おすすめ3選

三次元測定機メーカー15社(※)の門型・アーム型・卓上型・ハンディ型と様々な製品を調査し、導入企業の声が公式HPで掲載されている信頼できる三次元測定機をピックアップ。 そのなかで「測定精度・安定性に優れている機器」「使いやすさ・汎用性に優れている機器」「実績・実例が豊富な機器」という3つに分けて、それぞれの三次元測定機が他と何が違うのかを詳しく解説します。

※「三次元測定機」とGoogle検索し、上位表示されるメーカーを15社選出しました。(2022年5月調査時点)
使いやすさ・汎用性
を求めるなら…
XM
(キーエンス)
XM(キーエンス)

引用元:キーエンス
(https://www.keyence.co.jp/ss/products/measure-sys/xm/007/2111_01.jsp)

XMの
ココが違う!
  • ノギス感覚で使える独自のハンディ型
  •      
  • 測定室以外(現場やオフィス)でも使える
  • 最大2mという幅広い測定範囲
測定精度・安定性
を求めるなら…
ZEISS XENOS
(東京精密)
ZEISS XENOS(東京精密)

引用元:東京精密
(https://www.accretech.jp/product/measuring/cmm/zeiss_xenos.html)

ZEISS XENOSの
ココが違う!
  • 最大許容長さ測定誤差は0.3+L/1000㎛
  • 繰り返し精度は+-0.2㎛
  • 分解能(最小表示単位)は0.001㎛
実績・実例の豊富さ
を求めるなら…
CRYSTA-Apex
(ミツトヨ)
CRYSTA-Apex(ミツトヨ)

引用元:ミツトヨ
(https://www.mitutoyo.co.jp/products/measuring-machines/cmm/standard/191-812h/)

CRYSTA-Apexの
ココが違う!
  • 自動車、航空、製造と幅広い納入実績
  • 1934年創業のノウハウが結集
  •      
  • スマートファクトリーにも対応
【選出理由】
・ZEISS XENOSは最大許容長さ測定誤差、繰り返し精度、分解能がいずれも調査した中で最高数値だったため
・XMは測定室以外でも使用できるハンディ式の中で、調査した中で最も高精度で広範囲の測定範囲だったため
・CRYSTA-Apexは社名ありの導入実例(計12件)が調査した中で最も豊富だったため