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三次元測定機の主な用途

三次元測定機は、対象物を三次元的にとらえることができる測定装置です。研究開発の現場はもちろん、自動車に使用するギアや切削に使う工具、航空機エンジンのコンポーネントといった部材測定など、製造現場での品質管理にも多く使用されています。

どんな対象物(ワーク)を
測定できるか?

直方体や円形物など形状がシンプルなものは、物差しや巻き尺、ノギスやマイクロメータなど各種計測機器で測定することが可能です。また、高さの測定では、ハイトゲージもしくはダイヤルゲージとのセットを利用します。

三次元測定機では、これらの機器で上手く測定できない、多角形や星型など形状の複雑な対象物、合成樹脂など柔らかい対象物、自動車など数メートルに及ぶ対象物の精密測定、透明フィルムのような柔らかく光の透過率の高い対象物を測定することが可能です

どんな現場で測定できるか?

従来の三次元測定機は、室温が管理された測定室で測定を行うのが一般的でした。しかし、近年では、パレットに取り付けられた加工前のワークの位置確認や、加工途中の精度の検査、加工後の不良検査など需要が増加し、工作機械と一緒に製造現場内で利用されることが少なくありません

また、三次元測定機自体にも、測定室を必要とせず、ハンディ&コンパクトでさまざまな場所に設置できるものが増えています。

どんな課題を解決できるか?

従来の測定機器では、人によって測定値にバラツキが出たり、対応できる対象物や測定環境が限られたり、検査工数がかかる、測定機器を扱える人材がいない、導入・管理コストがかかるなど、さまざまな課題がありました。三次元測定機なら、事前にきちんと設定を行うことで、対象物を選ばず、何度でも高精度な測定を行うことができます

また近年では、ポータブル仕様で測定室を必要とせず、現場や事務所などさまざまな使用環境で安定した測定ができる測定機も販売されています。

【種類別】三次元測定機
リストを見る

三次元測定機の用途とは?

三次元測定機は、従来の測定機のさまざまな課題を解決し、対象物や環境を選ばず高精度な立体測定を行うことが可能です。一方で、機器の中には温度環境を整えた上で、専門的な知識とスキルのもとで設定・測定を行わなくてはならないものもあり、機種選びの際は注意が必要です。

こちらのページでは、測定室が不要で、専門知識も不要の三次元測定機をご紹介しています。現在お使いの三次元測定機に不便さを感じている方は、ぜひチェックしてみて下さい。

初心者でも使いやすい
三次元測定機XMシリーズを
チェック

THREE SELECTIONS
違いで比較現場の要望別:
三次元測定機の
おすすめ3選

三次元測定機メーカー15社(※)の門型・アーム型・卓上型・ハンディ型と様々な製品を調査し、導入企業の声が公式HPで掲載されている信頼できる三次元測定機をピックアップ。 そのなかで「測定精度・安定性に優れている機器」「使いやすさ・汎用性に優れている機器」「実績・実例が豊富な機器」という3つに分けて、それぞれの三次元測定機が他と何が違うのかを詳しく解説します。

※「三次元測定機」とGoogle検索し、上位表示されるメーカーを15社選出しました。(2022年5月調査時点)
使いやすさ・汎用性
を求めるなら…
XM
(キーエンス)
XM(キーエンス)

引用元:キーエンス
(https://www.keyence.co.jp/ss/products/measure-sys/xm/007/2111_01.jsp)

XMの
ココが違う!
  • ノギス感覚で使える独自のハンディ型
  •      
  • 測定室以外(現場やオフィス)でも使える
  • 最大2mという幅広い測定範囲
測定精度・安定性
を求めるなら…
ZEISS XENOS
(東京精密)
ZEISS XENOS(東京精密)

引用元:東京精密
(https://www.accretech.jp/product/measuring/cmm/zeiss_xenos.html)

ZEISS XENOSの
ココが違う!
  • 最大許容長さ測定誤差は0.3+L/1000㎛
  • 繰り返し精度は+-0.2㎛
  • 分解能(最小表示単位)は0.001㎛
実績・実例の豊富さ
を求めるなら…
CRYSTA-Apex
(ミツトヨ)
CRYSTA-Apex(ミツトヨ)

引用元:ミツトヨ
(https://www.mitutoyo.co.jp/products/measuring-machines/cmm/standard/191-812h/)

CRYSTA-Apexの
ココが違う!
  • 自動車、航空、製造と幅広い納入実績
  • 1934年創業のノウハウが結集
  •      
  • スマートファクトリーにも対応
【選出理由】
・ZEISS XENOSは最大許容長さ測定誤差、繰り返し精度、分解能がいずれも調査した中で最高数値だったため
・XMは測定室以外でも使用できるハンディ式の中で、調査した中で最も高精度で広範囲の測定範囲だったため
・CRYSTA-Apexは社名ありの導入実例(計12件)が調査した中で最も豊富だったため
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