三次元測定が必要な場合、自社で行うのではなく外部に委託する選択肢もあります。ここでは、外部委託のメリットやデメリット、事例などについて紹介します。
自社で三次元測定を行うのではなく、外部委託することによってメリットもあれば、デメリットもあります。それぞれ解説します。
外部委託を活用することによって、高額な三次元測定機を購入することなく測定ができます。高精度での測定ができるマシンを導入している会社に外部委託すれば、正確性も高いです。
精度の高いマシンは価格も高くなりやすいので、自社での導入が難しい場合も外部委託を検討してみると良いでしょう。また、三次元測定機の使用には専門的な知識が必要ですが、外部委託すればそういったものも不要です。
外部に委託する以上、自社で三次元測定機を導入して測定するのと比較すると時間がかかります。即日対応が必要なケースには向いていません。
また、費用を抑えようと外部委託したものの、繰り返し委託する形となり、結果として自社で三次元測定機を購入した方が安く済んでしまうようなケースもあります。
実際にどのような形で三次元測定の外部委託が可能なのでしょうか。事例について解説します。
株式会社川崎製作所では、さまざまなサイズの3D測定を行っています。対応しているサイズは、10mm程度の小さなものから、800mmの中型サイズまでと幅広いです。測定精度0.003mmで品質保証が可能な三次元測定機も用意しています。
1個~数百個まで依頼が可能で、自社で機械加工した製品の検査のみ依頼したいといった注文も可能です。
参照元:株式会社川崎製作所公式HP(https://www.kawasaki-ss.jp/newsitem/237/)
総合受託会社であるJAPAN TESTING LABORATORIESでは、三次元測定機を使って測定データを検査表やモデル照合にアウトプットしてくれます。
輪郭形状測定や真円度測定、画像測定、表面粗さ測定など、各種測定器・照合ソフトを用意しているのも特徴です。大型製品の測定にも対応しています。
参照元:JAPAN TESTING LABORATORIES(https://jtla.co.jp/service/measurement_product/dimensional-measurement/3d.html)
三次元測定を外部委託したいと考えているのであれば、どのような三次元測定機を用意している会社なのか必ず確認しておきましょう。三次元測定機は、接触式と非接触式に分けられます。
接触式は直接対象物に触れることなく、レーザーやカメラを使って測定を行うものです。そのため、柔らかい対象物などに向いています。
接触型は、直接対象物に測定用プローブで触れて測定を行うタイプです。柔らかい対象物には向いていませんが、高精度での測定ができます。どのような対象物の測定を依頼するのかに合わせて検討してみてください。
外部委託をする場合、単発から数回程度の依頼であれば自社で三次元測定機を購入するよりも安く済ませられる可能性が高いです。
ですが、繰り返し検査が必要になるような場合は、購入した方が安く済むケースもあります。検査の頻度によっては、三次元測定機を購入することも検討してみてはいかがでしょうか。
三次元測定機メーカー15社(※)の門型・アーム型・卓上型・ハンディ型と様々な製品を調査し、導入企業の声が公式HPで掲載されている信頼できる三次元測定機をピックアップ。 そのなかで「測定精度・安定性に優れている機器」「使いやすさ・汎用性に優れている機器」「実績・実例が豊富な機器」という3つに分けて、それぞれの三次元測定機が他と何が違うのかを詳しく解説します。
引用元:キーエンス
(https://www.keyence.co.jp/ss/products/measure-sys/xm/007/2111_01.jsp)
引用元:東京精密
(https://www.accretech.jp/product/measuring/cmm/zeiss_xenos.html)
引用元:ミツトヨ
(https://www.mitutoyo.co.jp/products/measuring-machines/cmm/standard/191-812h/)