ここでは、プローブ接触測定とCCD非接触測定を同一座標で行えるEXLON ZⅢPLUSについて、特徴や仕様、どんな現場におすすめなのかをご紹介します。

豊富な経験と実績、専門分野ならではのノウハウを駆使して、各種測定機器の生産・開発に携わるプロフェッショナルツール(精密測定工具)を製造している中村製作所。国内有数のツールメーカーが開発した座標測定機がEXLON ZⅢPLUSです。
本体はブレに強く強靭な門型構造を採用。また、本体ベース部分にはJIS O級の高品質な石定盤を使用し、温度変化に強く、安定した測定を可能にしています。100V電源のみで起動するので、エア配管の必要がなく設置場所も問いません。
電子プローブでの三次元測定とCCDカメラでの二次元画像測定を同じ座標系で測定することが可能。CCDカメラはZ軸と連動しているので、高さの違う測定物も測定することができます。
また、4段階のクリックロック式ズーム鏡筒は、測定箇所を拡大して画像処理測定が可能。電子プローブでは測定できない微差な加工部の寸法が行えます。X軸、Y軸、Z軸それぞれに微動送りハンドルがあり、軸を動かすだけの簡単操作でワークを測定できる点も魅力です。
アイコン表示でシンプルにわかりやすい画面表示もポイント。測定結果は、座標データのほか、真円度・真直度などの幾何数値を出力することもできます。
また、各要素測定を行うと同時にグラフィック画面に作図する機能も搭載。図形をCAD用ファイル(IGES/DXF)へ変換しCAD/CAM上で原図と比較したり、測定データをプリントアウトしたり、Microsoft®Excelへ転送することも可能です。ラインナップは、測定範囲の異なる2タイプ。EXLON ZⅢPLUS 453 PlusはX400mm×Y500mm×Z300mm、574 PlusX500mm×Y700mm×Z400mmとなっています。
端面・線・円・面など基本的な要素を測定することができます。測定した要素はグラフィック画面上に表示されるので、画面から組み合わせ計算が可能。ワーク座標系の設定も簡単に行えます。
4段階のクリックロック式ズーム鏡筒による変倍測定が可能で、電子プローブでは測定できない微細加工部もキレイに測定することができます。
長年にわたり、多くのモノづくり企業から支持を集めてきた中村製作所。三次元測定機は「座標測定機」として各種販売していますが、いずれも強靱な門型構造で、電源のみで使用が可能。また、分かりやすい画面表示や操作性、作図機能と連動した測定など、現場での作業性に配慮した機能を多数搭載しています。
現場で使いやすい三次元測定機をお探しの方、性能の良い門型測定機を探しているという方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
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| 最大許容長さ 測定誤差 | 公式HPに記載なし |
|---|---|
| 繰り返し精度 | 公式HPに記載なし |
| 測定範囲 | X:400mm Y:500mm Z:300mm |
| 分解能 | 最小表示単位:0.001mm |
| 耐環境性 | 温度:15~40℃ 湿度:30~80% |
| 本体質量 | 350kg |
| 本体寸法 | 幅:720mm 高さ:1260mm 奥行き:800mm |
三次元測定機メーカー15社(※)の門型・アーム型・卓上型・ハンディ型と様々な製品を調査し、導入企業の声が公式HPで掲載されている信頼できる三次元測定機をピックアップ。 そのなかで「測定精度・安定性に優れている機器」「使いやすさ・汎用性に優れている機器」「実績・実例が豊富な機器」という3つに分けて、それぞれの三次元測定機が他と何が違うのかを詳しく解説します。
引用元:キーエンス
(https://www.keyence.co.jp/ss/products/measure-sys/xm/007/2111_01.jsp)
引用元:東京精密
(https://www.accretech.jp/product/measuring/cmm/zeiss_xenos.html)
引用元:ミツトヨ
(https://www.mitutoyo.co.jp/products/measuring-machines/cmm/standard/191-812h/)