高度化し続けるニーズにハイレベルに応えてくれる三次元測定機・ザイザックス AXCEL。特徴や仕様、適用事例、どんな現場におすすめなのかをご紹介します。

高精度、高速、高耐環境性と多彩なプローブシステムを兼ね備えた三次元座標測定機です。最大許容長さ測定誤差はE0, MPE:1.8 + 3L/1000 μm(温度条件:18℃ ~ 22℃)。新開発の高剛性ブリッジと、Y軸ガイドを上下左右4方向からエアパッドで支持する新構造により、高精度を実現しています。
また、駆動速度は最大700mm/sec、加速度は最大2300mm/sec2。高速ながらも安定した駆動によって、効率的な測定が可能です。
精度保証温度は15℃~30℃と、格段に向上した耐環境性にも注目。定盤前後から出入りする熱を低減してくれる「特殊断熱部材」、外気の流入を抑える「Y軸シャッター構造」、モータ等から発生する熱が流れ込むことを防ぐ「Y軸溝構造」などを定盤に採用し、温度変化による影響を抑制しています。
広い精度保証温度範囲により、測定室の温度管理に掛かるコストなども抑制することが可能。床からの振動伝達を低減したい場合は、オプションでエア除振台を搭載することもできます。
標準搭載の自動首振りプローブヘッドRDSは、水平、垂直のどちらの方向にも、5.0°ピッチで±180°回転するため、最大5,184通りの位置決めが可能です。きめ細かなアプローチにより、複雑な形状のワークも高精度に測定することができます。
また、用途に応じてさまざまなプローブの装着が可能。標準付属のスキャニングプローブ VAST XXTを組み合わせれば、色んな角度から高精度の首振りスキャニング測定を行うことができますし、非接触式ラインレーザセンサ LineScan2を搭載することで、面計測をスピーディーに行うことも可能です。
部品の精密化に伴う高精度測定や、検査にかかる測定時間の短縮、スループットの改善、複雑形状部品の測定など、高度化し続けているさまざまな測定ニーズに応えることが可能です。
高精度化、高速化、温度保証など、高度化し続ける製造ニーズにハイレベルに応えてくれる三次元測定機です。門型の安定した構造ながら、水平、垂直のどちらの方向にも回転するヘッドで自由な位置決めが行えます。
また、用途に応じて「タッチトリガープローブ」「スキャニングプローブ」「非接触プローブ」などさまざまプローブを装着することで、多様なアプリケーションに対応することが可能です。温度変化を気にせずさまざまなワークを高精度に測定したい方、効率的に測定を行いたい方は、ぜひチェックしてみて下さい。
現場の課題・要望別!
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| 最大許容長さ 測定誤差 | E0, MPE:1.8 + 3L/1000μm |
|---|---|
| 繰り返し精度 | 1.3μ |
| 測定範囲 | X:655~1000mm Y:500~1500mm Z:480~800mm |
| 分解能 | 最小表示単位:0.01mm |
| 耐環境性 | 温度:18~22℃ 湿度:公式HPに記載なし |
| 本体質量 | 1610~4600kg |
| 本体寸法 | 幅:1462~1930mm 高さ:1450~2550mm 奥行き:2339~3015mm |
三次元測定機メーカー15社(※)の門型・アーム型・卓上型・ハンディ型と様々な製品を調査し、導入企業の声が公式HPで掲載されている信頼できる三次元測定機をピックアップ。 そのなかで「測定精度・安定性に優れている機器」「使いやすさ・汎用性に優れている機器」「実績・実例が豊富な機器」という3つに分けて、それぞれの三次元測定機が他と何が違うのかを詳しく解説します。
引用元:キーエンス
(https://www.keyence.co.jp/ss/products/measure-sys/xm/007/2111_01.jsp)
引用元:東京精密
(https://www.accretech.jp/product/measuring/cmm/zeiss_xenos.html)
引用元:ミツトヨ
(https://www.mitutoyo.co.jp/products/measuring-machines/cmm/standard/191-812h/)