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ブルカー・アリコナ

ここでは、ブルカー・アリコナの三次元測定機について、機器の種類や特徴、どんな現場におすすめなのかをまとめました。ぜひ三次元測定機選びの参考にして下さい。

ブルカー・アリコナの
主な三次元測定機

ここでは、ブルカー・アリコナが製造している主なオフライン対応の三次元測定機を紹介します。

µcmm

ブルカー・アリコナの三次元測定機micro_cmm
引用元HP:ユーロテクノ
https://eurotechno.co.jp/products/alicona_micro_cmm/

二次元測定機・粗さ測定機・三次元測定機を兼ね備えた、非接触門型の三次元測定機です。バーティカル・フォーカス・プロービング機能の標準装備により、立壁や孔の内径、透明体や鏡面仕上げの表面なども測定することが可能です。

アリコナG6

ブルカー・アリコナの三次元測定機G6
引用元HP:ユーロテクノ
https://eurotechno.co.jp/products/infinite_focus_g5_plus/

非接触三次元測定機「アリコナG6」は、焦点移動法を用いた高精度な3D測定が可能な装置です。複雑形状や高反射面も非接触で素早く測定でき、粗さ評価や自動測定機能も搭載。G5+からの性能向上も魅力です。

COBOT

ブルカー・アリコナの三次元測定機COBOT
引用元HP:ユーロテクノ
https://eurotechno.co.jp/products/if_robot/

協働ロボット式の非接触三次元測定機です。インライン検査だけでなく、通常の三次元測定機では測定が困難なほど大きな対象物も測定することが可能。オートメーションマネージャーを標準搭載しており、自動測定も行えます。

【種類別】三次元測定機
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ブルカー・アリコナは
どんなメーカー?

2001年創業のベンチャー企業

アリコナ社は、2001年に創業。2019年からブルカー社のグループ企業となり、ブルカー・アリコナブランドとしてグローバルに運営されています。

複雑形状の精密測定に特化した非接触三次元測定機メーカーとして、世界的に有名。コア技術である「フォーカスバリエーション/焦点移動法」により、自動車産業、微細加工、切削工具、電気電子部品、金型、航空宇宙産業、医療機器開発及び製薬工業など、幅広い業界で研究開発、加工製造、品質保証に貢献しています。

杉並区にショールームを設置

日本国内におけるブルカー・アリコナ製品の総代理店は、株式会社ユーロテクノです。東京都杉並区に本社を構え、「測定機ショールーム」では、ブルカー・アリコナ社製の非接触三次元測定機を常設展示しています。 このショールームでは、実機を使ったデモンストレーションの依頼にも対応しており、専門スタッフが導入前の詳細な確認や用途別の技術的相談にも応じています。製品の性能や使用感を直接ご体験いただくことで、適した導入判断をサポートします。

ブルカー・アリコナは
どんな現場におすすめ?

アリコナ社の三次元測定機は、全て「焦点移動法」を用いた測定のため、「サンプルを傷つけない」「測定スピードが速い」「広範囲で複雑形状を高精度に測定できる」点が特徴です。

また、表面形状測定だけでなく粗さ測定もできるなど、多機能な点も評価されています。「接触式の三次元測定機ではプローブが表面に傷を付ける恐れがある」「3Dスキャナーでは精度が低いため条件を満足できない」などとお悩みの方におすすめです

現場の課題・要望別!
三次元測定機の
おすすめ3選を
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ブルカー・アリコナの
会社情報

社名株式会社ユーロテクノ
本社所在地東京都杉並区荻窪5-20-10
電話番号03-3391-1311
公式HPのURLhttps://eurotechno.co.jp/
THREE SELECTIONS
違いで比較現場の要望別:
三次元測定機の
おすすめ3選

三次元測定機メーカー15社(※)の門型・アーム型・卓上型・ハンディ型と様々な製品を調査し、導入企業の声が公式HPで掲載されている信頼できる三次元測定機をピックアップ。 そのなかで「測定精度・安定性に優れている機器」「使いやすさ・汎用性に優れている機器」「実績・実例が豊富な機器」という3つに分けて、それぞれの三次元測定機が他と何が違うのかを詳しく解説します。

※「三次元測定機」とGoogle検索し、上位表示されるメーカーを15社選出しました。(2022年5月調査時点)
使いやすさ・汎用性
を求めるなら…
XM
(キーエンス)
XM(キーエンス)

引用元:キーエンス
(https://www.keyence.co.jp/ss/products/measure-sys/xm/007/2111_01.jsp)

XMの
ココが違う!
  • ノギス感覚で使える独自のハンディ型
  •      
  • 測定室以外(現場やオフィス)でも使える
  • 最大2mという幅広い測定範囲
測定精度・安定性
を求めるなら…
ZEISS XENOS
(東京精密)
ZEISS XENOS(東京精密)

引用元:東京精密
(https://www.accretech.jp/product/measuring/cmm/zeiss_xenos.html)

ZEISS XENOSの
ココが違う!
  • 最大許容長さ測定誤差は0.3+L/1000㎛
  • 繰り返し精度は+-0.2㎛
  • 分解能(最小表示単位)は0.001㎛
実績・実例の豊富さ
を求めるなら…
CRYSTA-Apex
(ミツトヨ)
CRYSTA-Apex(ミツトヨ)

引用元:ミツトヨ
(https://www.mitutoyo.co.jp/products/measuring-machines/cmm/standard/191-812h/)

CRYSTA-Apexの
ココが違う!
  • 自動車、航空、製造と幅広い納入実績
  • 1934年創業のノウハウが結集
  •      
  • スマートファクトリーにも対応
【選出理由】
・ZEISS XENOSは最大許容長さ測定誤差、繰り返し精度、分解能がいずれも調査した中で最高数値だったため
・XMは測定室以外でも使用できるハンディ式の中で、調査した中で最も高精度で広範囲の測定範囲だったため
・CRYSTA-Apexは社名ありの導入実例(計12件)が調査した中で最も豊富だったため