三次元測定機を使用するにあたり、動力源となるのがコンプレッサーです。ここでは、三次元測定機におけるコンプレッサー選びのポイントや、コンプレッサー設置によるトラブルの改善例などについて解説します。
三次元測定機に使用するコンプレッサーを選ぶ際、注意すべきポイントは以下の4つです。
まずはエアーの品質を確認しておきましょう。油分を含まないエアーを供給できるコンプレッサーであれば、試験機や計測器といったものに悪影響がありません。
コンプレッサーを使用するにあたり、ドレン対策が必要になります。ドレン水が測定器の故障を招いてしまう可能性もあるからです。圧縮空気の水を除去し、空気を乾燥させるドライエアーが供給できるようなコンプレッサーを選ぶと良いでしょう。
コンプレッサーを選ぶ際は、必要空気量の条件を満たしているものを選ばなければなりません。機種によってコンプレッサーの容量が変わるので、注意しましょう。
選択するコンプレッサーによって音の違いが大きいです。設置場所によっては音がうるさくて仕事の邪魔をしてしまうものもあります。静音コンプレッサーは人気が高いです。
三次元測定機のコンプレッサー設置によるトラブルがいくつか報告されています。ここでは、そのトラブルへの改善例を紹介します。
静圧空気軸受であるエアベアリングの多孔板が、給油式コンプレッサーからオイルの混じった工場エアーを供給されてしまうと、目詰まりしてしまうことがあります。
この問題を解決するためには、圧縮エアーの品質を高めることが重要です。オイル混じりのエアーが供給されてしまうことに原因があるため、オイルフリースクロールコンプレッサーなどを導入し、クリーンエアの供給につなげることで改善が期待できるでしょう。
工場エアーの圧力を下げることによって省エネが可能です。ですが、圧力を下げたことによって安定さが損なわれてしまうこともあります。
そこで、エアー圧力を増圧する目的で空気駆動式増圧弁を選択することがありますが、空気駆動式増圧弁を経由する関係で供給エアーが脈動してしまうトラブルも少なくありません。
さらに、コストの問題もあります。
こういったトラブルは、安定した形で脈動が少ない圧縮エアーを送れるオイルフリーブースターコンプレッサーにすることによって改善可能です。増圧弁とは異なり、エアーロスも少ないので、無駄も出ません。
三次元測定機用のコンプレッサーを選ぶ際は、どれが適しているのか慎重に選ぶことが重要です。選択する製品によって機能が異なるほか、作動音の大きさも変わります。
適したコンプレッサーを選ばなかったために発生してしまったトラブルもあるので、いくつかコンプレッサーを比較しながら選んでみると良いでしょう。
三次元測定機メーカー15社(※)の門型・アーム型・卓上型・ハンディ型と様々な製品を調査し、導入企業の声が公式HPで掲載されている信頼できる三次元測定機をピックアップ。 そのなかで「測定精度・安定性に優れている機器」「使いやすさ・汎用性に優れている機器」「実績・実例が豊富な機器」という3つに分けて、それぞれの三次元測定機が他と何が違うのかを詳しく解説します。
引用元:キーエンス
(https://www.keyence.co.jp/ss/products/measure-sys/xm/007/2111_01.jsp)
引用元:東京精密
(https://www.accretech.jp/product/measuring/cmm/zeiss_xenos.html)
引用元:ミツトヨ
(https://www.mitutoyo.co.jp/products/measuring-machines/cmm/standard/191-812h/)