ここでは、7つのハンディ型・卓上型三次元測定機をご紹介します。ハンディ型・卓上型の三次元測定機導入をお考えの方は、ぜひチェックしてみて下さい。

フリーアングルプローブで、どんな姿勢でも確実に測れる上、コンパクトサイズで、現場やオフィスなど好きな場所に設置することができます。必要な機能がすべて搭載されている上、操作も簡単なので、誰でも手軽に本格的な三次元測定を行うことが可能。プローブの先端で触れるだけで、カタログ値+-0.3μmという精度の測定が実現します。
| 最大許容長さ 測定誤差 | 指示誤差精度±(7 + 9L/1000) μm※ |
|---|---|
| 繰り返し精度 | ±3μm |
| 最大測定長さ | 幅:25000mm 奥行:1100mm 高さ:12500mm |
| 分解能 | 最小表示単位(距離)0.0001 mm(角度) 0.0001度 |
| 耐環境性 | 温度+10 ~ 35℃、湿度20~80%RH(結露無きこと) |
| 本体質量 | 約8kg |
| 本体寸法 | 幅:518.0mm 高さ:388.6mm 奥行き:979.8mm |
※ISO10360-2参考、800×400×500 mmの範囲内、使用周囲温度23℃±1℃のとき、Lは任意測定長さ(単位:mm)

最大25mサイズの大型ワークの測定を可能にしたレーザートラッカー型の三次元測定機。278.6mm×284.2mm×326.6mmという小さなボディーでありながら、幅25m、距離12.5m、左右±120°、上下±30°の広範囲測定が可能。専用ケースに入れて持ち運ぶことができるポータブル設計となっています。操作性に優れているため、測定に不慣れな方でも一人で誤差なく測定することが可能。高い耐久性と剛性を備えており、周囲の影響を受けずに安定した測定を行える点も魅力です。
さらに、レーザスキャンプローブを使用することで、非接触での三次元測定にも対応可能です。大型の製品でも現場に置いたままスキャンして全体の形状を把握し、寸法測定やCADデータとの比較がスムーズに行えます。黒色や光沢のある対象物にも、スプレーやマーカーといった前処理なしで正確にスキャンが可能。接触型測定機としての精密性に加え、ハンディ型3Dスキャナーとしての活用範囲の広さも評価されています。
| 最大許容長さ 測定誤差 | 指示誤差精度±(28 + 5L/1000) µm※ |
|---|---|
| 繰り返し精度 | ±10 μm |
| 最大測定長さ | 幅:25000mm 奥行:11000mm 高さ:12500mm |
| 分解能 | 最小表示単位(距離)0.001 mm(角度) 0.001° |
| 耐環境性 | +10 ~ 35℃、20 ~ 80%RH(結露なきこと) |
| 本体質量 | 13kg |
| 本体寸法 | 幅:278.6mm 高さ:326.6mm 奥行き: 284.2mm ※カメラユニットの寸法 |

570gという軽量な特徴と片手で持てるコンパクトな形に加え、優しい操作性で歩き回りながら高精度な測定が行えます。「Leica レーザートラッカー AT960システム」と組み合わせ、最大直径60m(AT960-XRの場合)の測定範囲内で高精度の測定をすることが可能。マルチスタイラスを使用することで、航空機や大型構造物にも対応することができます。
| 最大許容長さ 測定誤差 | 公式HPに記載なし |
|---|---|
| 繰り返し精度 | 公式HPに記載なし |
| 最大測定長さ | 直径:20~50m |
| 分解能 | 公式HPに記載なし |
| 耐環境性 | 公式HPに記載なし |
| 本体質量 | 570g |
| 本体寸法 | 公式HPに記載なし |
Leica T-Probe (ハンディ型)について
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革新的な機能を備え、大型部品の3次元測定を容易にしてくれる測定機です。コンパクトサイズで外部コントロールユニットやAC電源が不要なので、工場内での測定はもちろん、測定機を携帯して出張することも可能。IP52規格のもと衝撃、振動、温度変化や湿度への耐性が保証されおり、過酷な条件下でも安心感をもって使用することができます。
| 最大許容長さ 測定誤差 | 公式HPに記載なし |
|---|---|
| 繰り返し精度 | 公式HPに記載なし |
| 最大測定長さ | 最大80m(VANTAGES レーザートラッカー、 VANTAGES6 レーザートラッカーの場合) |
| 分解能 | 公式HPに記載なし |
| 耐環境性 | 公式HPに記載なし |
| 本体質量 | 公式HPに記載なし |
| 本体寸法 | 公式HPに記載なし |
Vantage Laser Trackers (ハンディ型)について
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複数のカメラで測定対象を囲み、3次元座標値が取得できるよう測定環境を構築。その後、軽量なプローブの先端を測定箇所にタッチするだけで、距離・角度・穴径等の測定・幾何公差・CAD比較ができる三次元測定機です。ワイヤレスプローブで、大きな対象物も自由に動き回ってリアルタイムに測定することが可能です。
| 最大許容長さ 測定誤差 | 公式HPに記載なし |
|---|---|
| 繰り返し精度 | 公式HPに記載なし |
| 最大測定長さ | 公式HPに記載なし |
| 分解能 | 公式HPに記載なし |
| 耐環境性 | 公式HPに記載なし |
| 本体質量 | 公式HPに記載なし |
| 本体寸法 | 公式HPに記載なし |

米マイクロ・ビュー社が製造、世界中の企業に導入されている三次元測定機です。精密部品から大型の金型まで幅広く測定が可能。コンパクトかつ低価格な上、ソフトウェアの年間保守費用無料、ソフトウェアのアップグレードが無料、1年間の製品保証など、導入後のランニングコストも抑えられる点が魅力的です。
| 最大許容長さ 測定誤差 | 2.0 + L/250μm |
|---|---|
| 繰り返し精度 | 公式HPに記載なし |
| 最大測定長さ | X:250~310mm Y:160~310mm Z:160~250mm |
| 分解能 | 0.1μm |
| 耐環境性 | 公式HPに記載なし |
| 本体質量 | 120~160kg |
| 本体寸法 | 幅:808~1084mm 高さ:606~718mm 奥行き:1033~1202mm |

キューブイアイ社を代表するマルチセンサ三次元測定機です。数多くのユーザに支持されたZIPシリーズをはじめ多種多様な機種があり、それぞれさまざまなストロークサイズのラインナップを揃えています。全て自動倍率補正機能付きの光学系がメインとなっており、マルチセンサ仕様の測定機としても使用することが可能です。
| 最大許容長さ 測定誤差 | 公式HPに記載なし |
|---|---|
| 繰り返し精度 | 公式HPに記載なし |
| 最大測定長さ | X:250~800mm Y:150~1500mm Z:200~400mm |
| 分解能 | 公式HPに記載なし |
| 耐環境性 | 公式HPに記載なし |
| 本体質量 | 23~130㎏ |
| 本体寸法 | 幅:250~1500mm 高さ:150~1500mm 奥行き:150~400mm |
三次元測定機メーカー15社(※)の門型・アーム型・卓上型・ハンディ型と様々な製品を調査し、導入企業の声が公式HPで掲載されている信頼できる三次元測定機をピックアップ。 そのなかで「測定精度・安定性に優れている機器」「使いやすさ・汎用性に優れている機器」「実績・実例が豊富な機器」という3つに分けて、それぞれの三次元測定機が他と何が違うのかを詳しく解説します。
引用元:キーエンス
(https://www.keyence.co.jp/ss/products/measure-sys/xm/007/2111_01.jsp)
引用元:東京精密
(https://www.accretech.jp/product/measuring/cmm/zeiss_xenos.html)
引用元:ミツトヨ
(https://www.mitutoyo.co.jp/products/measuring-machines/cmm/standard/191-812h/)